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第9回ティフ・ラーニング

「全国和牛能力共進会“肉質日本一”への取組み/和牛肉のおいしさ研究について」

2018年1月16日(火) 鳥取県畜産試験場 参加者14名(うち学外8名)
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    「全国和牛能力共進会“肉質日本一”への取組み/和牛肉のおいしさ研究について」

第9回ティフ・ラーニング

「全国和牛能力共進会“肉質日本一”への取組み/和牛肉のおいしさ研究について」

2018年1月16日(火) 鳥取県畜産試験場 参加者14名(うち学外8名)

鳥取県畜産試験場 施設見学+研究成果報告「第11回全国和牛能力共進会における“肉質日本一”への取組」「和牛肉のおいしさについて」開催報告

 第9回ティフ・ラーニング(TIFNet勉強会)を2018年1月16日(火)に鳥取県畜産試験場にて開催し14名にご参加いただきました。

 鳥取県畜産試験場では地域の特性を活かした研究開発を行っておられます。今回の研究成果報告では、肉用牛研究室の高取室長より、昨年9月に行われた第11回全国和牛能力共進会において「花の7区」(肉質を審査する部門)と呼ばれる最も注目が集まる区で肉質日本一を獲得されるまでに、肉質診断や遺伝子評価など科学的な手法を取り入れながら取り組まれたことについてお話しいただきました。続いて育種改良研究室の小江主任研究員より、オレイン酸の含有量に着目した新ブランドの鳥取和牛オレイン55の開発において、おいしさにかかわる因子を様々な分析技術を駆使して見出されてきたことについてお話していただき、大変勉強になりました。

 施設見学では、分析実験を行われている実験室の見学に続き、牛舎で牛農家からも最も注目されている鳥取和牛の種雄牛「白鵬85の3」、「百合白清2」を見せていだだくなど普段体験することのできない経験ができました。

受講者14名(鳥取大学6名、鳥取県畜産試験場4名、鳥取県産業技術センター1名、大山町役場1名、琴浦町役場1名、鳥取県立倉吉農業高等学校1名)

コーディネーター2名 

プログラム

  
13:30 開会挨拶
    鳥取大学生命機能研究支援センター 森本 稔 副センター長
13:35 プレゼンテーション(1)施設案内
    鳥取県畜産試験場 場長 田中 成彦 氏
プレゼンテーション(2)「全国和牛能力共進会“肉質日本一”への取組み」
    鳥取県畜産試験場 肉用牛研究室 室長 高取 等 氏
プレゼンテーション(3)「和牛肉のおいしさ研究について」
    鳥取県畜産試験場 育種改良研究室 主任研究員 小江 敏明 氏
14:50 施設見学
15:20 質疑応答
15:30 閉会

当日の様子

プレゼンテーションの様子
プレゼンテーションの様子
MonoTrapが使用できるガスクロマトグラフ質量分析計
MonoTrapが使用できるガスクロマトグラフ質量分析計
種雄牛の候補
種雄牛の候補

アンケート集計結果

Q1.あなたの所属はどちらですか?
公設試験機関3
教育機関5
県・市町村(試験機関除く)2
企業0
その他1
Q2.今回参加された理由は何ですか?
興味があった8
業務に役立つ6
職場で勧められた0
その他1

※複数回答あり

Q3.今回のイベントをどの様な形でお知りになりましたか?
職場の案内7
ポスター・ちらし1
WEBページ0
知り合いから0
その他3

※複数回答あり

Q4.今回のティフ・ラーニングの時間はいかがでしたか?
ちょうどよい10
長い0
短い0

※未回答あり

Q5.今回のティフ・ラーニングの内容はいかがでしたか?
とても参考になった6
参考になった4
あまり参考にならなかった0
参考にならなかった0

※未回答あり

Q6.今回のティフ・ラーニングで最も印象に残った内容は何ですか?
プレゼンテーション8
施設見学2
質疑応答・意見交換2
その他0

※複数回答あり

Q7.TIFNetに対するご意見・ご要望がございましたら、ご自由にお書きください。
  • 大変興味深い内容でした。共進会日本一の時にタイムリーな内容だったと思います。
  • 日本一になるために5年もかかる長いスパンの研究なのだなという事が分かりました。
  • 出来れば参加、学習したいと考えているが、業務の都合で非常に困難
  • 鳥大に着任して7年目で、大学で獣医学を教えていますが、中々県内のこのような施設を訪ねる機会がなく大変有意義でした。周辺ではティフ・ラーニングそのものを認知している教員も多く、また機会があればご案内頂ければ幸いです。